CD 輸入盤

交響曲第7番 ヒンデミット&シュトゥットガルト放送交響楽団

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
94222
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ブルックナー:交響曲第7番
ヒンデミット&シュトゥットガルト放送交響楽団


ヒンデミットが指揮したブルックナーの交響曲第7番が、SWRアーカイヴ収蔵の貴重な音源を復刻する「haenssler classics」のヒストリカル・シリーズに登場。1958年にヒンデミットが、現在のSWRシュトゥットガルト放送交響楽団を指揮したもので、データ上その存在は知られていましたが、おそらくこのたびが初出の内容とおもわれます。
 20世紀のドイツを代表する作曲家のひとり、パウル・ヒンデミットはマルチな活躍ぶりで知られ、ヴィオラ奏者としてのほかにも、すぐれたヴァイオリニスト、ピアニスト、そして指揮者でもありました。1916年、21歳のときに自作のチェロ協奏曲を振って指揮者デビューしたヒンデミットは、はやくから作曲家として名をなしていたこともあり、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、コンセルトヘボウ管、ロンドン響、シカゴ響、ニューヨーク・フィルといった世界的な名門楽団に定期的に登場していました。そこでは自作とともに、自身が高く評価するケルビーニや、リストの交響詩『オルフェウス』のように不当に低くみられていた作品を取り上げるのを好んでいたものの、おもにヒンデミットが指揮していたのは、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームス、レーガー、そしてブルックナーの作品でした。
 ちなみに、ヒンデミットが指揮したブルックナーの交響曲録音には、以下のようなものがあります。

・1960年 第3番(全曲)/マンハイム劇場管
・1960年 第7番(全曲)/ニューヨーク・フィル
・1963年 第7番(第1楽章のみ)/シカゴ響

ここでのヒンデミットによる演奏内容は、同時期に活躍していたベイヌム、クナッパーツブッシュ、シューリヒトらブルックナー指揮者たちとの比較という意味でも、ブルックナー好きには見逃せないものといえるでしょう。モノラルながらクリアな音質です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
● ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB.107

 SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
 パウル・ヒンデミット(指揮)

 録音時期:1958年6月24日
 録音場所:シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム
 録音方式:モノラル(放送用セッション)

=トラックタイム=
I. 18:45/ II. 18:53/ III. 10:19/ IV. 11:18 = TT. 59:16

収録曲   

  • 01. Allegro Moderato
  • 02. Adagio. Sehr Feierlich Und Sehr Langsam
  • 03. Scherzo. Sehr Schnell
  • 04. Finale. Bewegt, Doch Nicht Schnell

ユーザーレビュー

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60年前の録音が今も生き残っているのは何故...

投稿日:2018/06/19 (火)

60年前の録音が今も生き残っているのは何故だろう しかも専門指揮者ではない作曲家ヒンデミットの”第7”だ モノラル録音だが聴きやすい響きに不満はない そして結論から言えば満足できるブルックナーだ それは現代のピリオド奏法(不思議な表現だな)とスコアの指示遵守をしている演奏だからではない 勿論大筋の指示には従っているが至る所でラレンタンドを用いてフレーズを継いで行く だから第一楽章も随所で伸び縮みする 私から見れば必要以上にテンポが落ちてしまう箇所すらある だが現在に至る多くの指揮者と大差はない にも拘らず60分に納まっている これが音楽が沈滞し惑溺してしまうことを防いでいる では何故適正時間内に入ったかと言えば スコアでのテンポや表情を変える指示を的確に実行しているからだ 多くの指揮者は情に溺れてテンポを上げられない 作曲家ヒンデミットは共感しながら客観の目を失わないのだ 多くの人が学ぶべき演奏がここにある あなたも如何  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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